SUGOI-neで常にオシボリの湿度で365日栽培したデンドロ。
  この湿度を維持、持続できれば、SUGOI-ne栽培は大成功になる。

  素焼き鉢では・・・このオシボリの湿度維持が・・・困難だから、
  ポリ鉢、プラ鉢を・・オススメしている。
以上のことから、これまでデンドロ栽培で行なわれて来た低温、乾燥の花芽分化条件で、
乾燥が絶対的条件でないことが判明した。
ラン菌のいないコンポストでは、花芽分化よりも、根腐れ回避の問題だった。
考えてみると、このランの自生地のこの季節は、
深い霧が立ち込める。
カラカラの乾燥などありえない。
オシボリの湿度が維持された条件で花芽は分化している。
SUGOI-neの開発で、自生地再現が出来ることになった。

SUGOI-neによる容易な花目分化は、
山本デンドロの4倍体、3倍体デンドロにおいても、容易に花芽分化する。
簡単に花を見ることが出来る。
更に、デンドロとしてはシンジラレナイような花保ちする。
 このことは、デンドロの評価を更にグレードアップさせることにもなる。
SUGOI-ne栽培
  デンドロ、ノビル系の花芽分化時の湿度について


 この系統のデンドロの花芽分化時期は9月下旬〜10月中旬である。
 この時期に低温、乾燥に遭遇させると花芽分化が行われる。
 そういうことで、これまでの水ゴケ、バークなどで栽培した場合、
 約30日間も潅水しないで、カラカラに乾燥させて、前年度のバルブに花芽を分化させた。
 
 SUGOI-ne栽培では、このカラカラ乾燥を行ってはならない。
 バルブが萎びるほどの乾燥をさせてはならない。
 SUGOI-ne栽培の基本であるオシボリの湿度で、無造作に花芽分化する。
 そのまま花芽は成長を続ける。
 ということは、デンドロに休眠期はないということも言える。
 休眠は非常に浅いともいえる。
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kouza sa71